人鬼の微笑みに、運命を握られる—
連載25周年を迎えた
原作の熱き闘牌ストーリーを
新作映像で再び実写化
【INTRODUCTION】
麻雀人気が再燃する現代に向けて、1999年の連載開始から25周年を迎えたコミック「むこうぶち 高レート裏麻雀列伝」(著:天獅子悦也)を再実写化。監督には、これまでの「むこうぶち」シリーズや「真・雀鬼」シリーズの演出を担当してきた片岡修二。脚本には、同じく「真・雀鬼」シリーズにて脚本および麻雀演出を担当してきた七字幸久が参加。そして、原作の闘牌協力をしているケネス徳田と、日本プロ麻雀連盟の中村毅も撮影に参加し、役者の演技と、闘牌の流れが食い違わないよう、一手一手を確認しながら、撮影を行っていった。
そのため、闘牌の過程が視覚的に丁寧に表現され、原作の特徴である、各キャラクターたちの心理戦や牌の読み合いが、闘牌の展開とリンクし、麻雀を熟知しているファンから麻雀初心者までもが闘牌ストーリーの緊張感を楽しめる内容となっている。
新しいキャストを迎え、麻雀ファンもが唸る闘牌の妙を映像化することのできるスタッフが再結集。高レートの勝負が生む極限の状況での心理戦と駆け引きによる物語が、観る者を引き込むサスペンス体験を創出している。麻雀ダークヒーロー・傀の神がかった闘牌が、ここに再び幕を開ける。
【STORY】
雀荘・東空紅へ現れたプロ雀士の安永萬(藤重政孝)は、麻雀大会準優勝のトロフィーを抱えていた。雀荘仲間たちから、トップをとれない呪いだと揶揄される。それは数年前に、高レート裏麻雀の勝負において、傀(根岸拓哉)と初めて勝負した時のことだった。同じ卓上で、江崎(趙珉和)という不動産営業マンが自分の命を引き換えにするまでの借金を抱え戦いに挑んでいた。オーラス、傀の捨てた牌が、江崎の当たり牌だった。起死回生とばかりに、和了ろうとする江崎だったが、安永が頭ハネで和了りを奪った。安い手だったが、安永は2位をキープしたまま試合を終わらせた。そして、その時から呪いにかかってしまったのだった。
一方、そんな安永が、高レートで麻雀を打っていることを知った大学生・須賀(古舘佑太郎)は、売り手市場の就職活動を尻目に、人生に張り合いを求めて高レート裏麻雀のデビュー戦に挑むことに。そして安永に連れられたマンション麻雀で、傀(根岸拓哉)と出会ってしまうのだった。意気揚々と勝負に挑む須賀だが、傀の打法に翻弄され、高レートのまさに奈落までひと押しの崖っぷちへと導かれていく―。
【CAST】
根岸拓哉 藤重政孝 古舘佑太郎
嶋尾康史 森山栄治 山田太一 山本しろう(エルシャラカーニ) 海津雪乃
九十九一 帆足健志 石田泰誠 柴田泰来 山上賢治
趙珉和
【STAFF】
監督:片岡修二/原作:天獅子悦也「むこうぶち 高レート裏麻雀列伝」(連載「近代麻雀」竹書房刊)/企画協力:竹書房/エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介/プロデューサー:海田晃弘、神崎良、見留多佳城/脚本:七字幸久/闘牌指導:ケネス徳田、中村毅/撮影・照明:瀬川龍/録音:山口勉/美術:中谷暢宏/編集:遊佐和寿/選曲効果MA:藤本淳/製作担当:鈴木智/監督補:近藤一彦/衣装:藤田賢美/ヘアメイク:上村詠子/制作プロダクション:G・カンパニー/製作:ライツキューブ
発売元:ライツキューブ
【RELEASE】
<製作年度>2025
<製作国>日本
<DVD仕様>カラー/本編66分/16:9/音声:日本語/ステレオ/一層
<セル価格>3,960円(税込)