人生いろいろ、医者もいろいろ。
最期まで自宅で過ごしたい。痛くない死に方がしたい。
「痛くない死に方」「痛い在宅医」の長尾和宏の日常に迫る。
【INTRODUCTION】
皆さんは、「町医者」「在宅医療」という言葉にどんなイメージをお持ちだろうか?
白衣を着て、美人の看護師を連れて、大きなカバンを持って、なんだか威張っている。
……そんなイメージをちゃぶ台返ししてしまう町医者が、尼崎にいた。
好きな物を食べたい。最期まで自宅で過ごしたい。痛くない死に方がしたい。
そんな患者さんと、家族の想いを守るために町医者は今日も全力で走る。怒る。泣く。歌う。看取る。
下町を舞台に、生と死を見つめる問題作。
【STORY】
これまで2500人の患者を看取ってきた兵庫県尼崎市の在宅医・長尾和宏。
その命の駆け引きの現場を記録したドキュメンタリー。
かつて病院勤務医として働いていた際「家に帰りたい、抗がん剤をやめてほしい」と言った患者が自殺してしまったことをきっかけに病院を辞め、尼崎の商店街で開業し町医者となった。
病院勤務医時代に1000人、在宅医となってから1500人を看取った経験の元、多剤処方や終末期患者への過剰な延命治療に異議を唱える。
24時間365日いつでも患者のもとへ駆けつけ長尾の日常に密着し、昼夜を問わず街中を駆け巡り患者と寄り添うその姿を追い、「幸せな最期とは何か」「現代医療が見失ったものとは何か」を問う。
【CAST】
長尾和宏
【STAFF】
製作:人見剛史 内槻朗 小林未生和
エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介 見留多佳城
企画:小林良二/企画協力:小宮亜里
プロデューサー:神崎良 角田陸
ナレーション:小西貴大/演出:千村利光
制作会社:G カンパニー
配給・宣伝:渋谷プロダクション
発売元:ライツキューブ
【RELEASE】
<製作年度>2020年
<製作国>日本
<DVD仕様>カラー/本編78分/ビスタ/音声:日本語/ステレオ/片面一層
<セル価格>3,960円(税込)