バズって、走って、恋をして、うだうだ男子高校生のリアル青春映画が誕生!!
【INTRODUCTION】
頑張るのは苦手だけど、“頑張ってるフリ”なら誰にも負けない清田マサオを演じるのは子役時代から活躍する加藤清史郎。
ドラマ『ドラゴン桜』(TBS 系/2021 年)やブロードウェイミュージカル『NEWSIES』など、活躍の幅を広げる彼が、現代の若者の必須アイテムであるSNSと格闘しながら成長する男子高校生と、全身で向き合っている。
そんなマサオの幼馴染・岡本を、『天気の子』の主人公・森嶋帆高役で注目され、東宝創立90周年記念舞台『千と千尋の神隠し』ハク役でも話題の醍醐虎汰朗が演じ、絶妙な軽やかさでバディ感を醸し出す。
男子ハンドボール部の熱血部長・島田には、舞台『書を捨てよ町へ出よう』や映画『ムーンライトシャドウ』、“ HIMI ” 名義での音楽活動も注目の佐藤緋美。
SNSに依存するダンサー志望・蔵久には『犬鳴村』『峠 最後のサムライ』『スパイの妻』『弱虫ペダル』『ハニーレモンソーダ』など様々なジャンルの映画や、テレビドラマでの活躍が著しい坂東龍汰。
弱小ハンド部を戦略面で支える七尾次郎に、国民的人気子役から大人への役者と変貌しつつ、バラエティ番組やCMでも引っ張りだこの鈴木 福。
再起をはかるハンド部に復帰する片山と、クラスのムードメーカー的存在である林田には、共に熊本でのオーディションを勝ち抜いた磯邊蓮登と岩本晟夢が抜擢。
そして県外でハンドボールを続けるマサオの親友・タイチにはテレビ・映画は勿論、『RENT』『マリー・アントワネット』『ロミオ&ジュリエット』『October Sky -遠い空の向こうに-』など、若手ミュージカルスターに躍り出た甲斐翔真など、ネクストブレイク必至の若手俳優が集結した。
一方、SNSに懐疑的な女子ハンドボール部員・黒澤に、映画『朝が来る』で日本アカデミー賞新人俳優賞を初め様々な賞を受賞し、ドラマ『おかえりモネ』(NHK/2021 年)でも存在感が光る蒔田彩珠。
女子ハンド部のエース・七尾には、村上虹郎とのW主演作『ソワレ』や『HOKUSAI』で注目され、『ひらいて』『牛首村』など公開作が相次ぐ芋生 悠。
また、男子ハンドボール部顧問・吉牟田を『恋人たち』『菊とギロチン』『ボクたちはみんな大人になれなかった』の篠原 篤、厳しくも情の厚い女子ハンド部顧問・市川を安達祐実がつとめた。
さらに、マサオの兄とその恋人を仲野太賀と志田未来、両親をふせえりと田口トモロヲが演じ、息の合った夫婦ぶりを見せている。
監督は『アフロ田中』で長編映画デビュー以降、若者の青春と併走してきた松居大悟。
本作ではオリジナルの脚本を『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』『サイダーのように言葉が湧き上がる』などアニメ脚本家としても活躍する佐藤 大と共同で執筆し、舞台となった熊本県で地元高校生や仮設住宅の方々にも出演して頂き、オールロケを敢行。
どうにもならない現実やSNSに翻弄されながら闘う高校生たちの姿を、キャストたちに迫るヒリヒリした肌感覚と、大人ならではの優しさとユーモアをたずさえた目線で、活き活きと描きだした。
元 andymori の小山田壮平が本作のために書き下ろした主題歌『OH MY GOD』も、そんな若者たちの青春に寄り添いながら、未来への希望を感じさせる。
熊本の震災で変わってしまったもの、諦めねばならなかったものもある。
それでもマサオたちは、熊本の田舎町で生きる自分たちの「今」を、ハンドボールを通して全力で発信する。
「とどけ。つながれ。あの時のように」。バズって、走って、恋をして。
カッコ悪くても声を出して、体当たりでぶつかって、心のパスをつないでいく。
そのボールはきっとスクリーンを超えて届くはずだ。
【STORY】
熊本県の仮設住宅で暮らす清田マサオ(加藤清史郎)は、夢中になれるものもなく、高校卒業後の進路も決められずにいた。
しかし何気なくSNSに投稿した写真でその生活は一変!
それは三年前の震災直後、ハンドボール部員だった頃に親友の岡本(醍醐虎汰朗)とタイチ(甲斐翔真)と撮った、ジャンプシュート中の“映える”一枚だった。
投稿を直近の写真だと誤解した全国のユーザーから続々と応援コメントが寄せられ、「イイね!」の数は増える一方。
マサオと岡本は、ハッシュタグ「#ハンド全力」をつけた投稿を続け、幼馴染の黒澤(蒔田彩珠)の心配をよそに、ハンドボールを頑張るフリをした写真や動画を“ねつ造”しては、「 イイね!」が増えるよう、試行錯誤を重ねる。
ついには噂を聞きつけた男子ハンドボール部長の島田(佐藤緋美)にスカウトされ、フォロワー戦略として入部することに!
最後のインターハイ出場に挑む島田のもとに、休部中の片山先輩(磯邊蓮登)やクラスメイトの林田(岩本晟夢)、マサオが密かに思いを寄せる女子ハンドボール部のエース・七尾(芋生 悠)を姉に持つ次郎(鈴木 福)、東京から来たダンサー志望の蔵久(坂東龍汰)が集まり、チーム7人が揃った。
果たしてマサオたちはSNSで廃部寸前の男子ハンドボール部を復活させることができるのか――!?
【CAST】
加藤清史郎 醍醐虎汰朗 蒔田彩珠 芋生 悠 佐藤緋美 坂東龍汰 鈴木 福
篠原 篤 植野行雄(デニス) おたこぷー、おさむ(プー&ムー) 椎木樹人 岩本晟夢 磯邊蓮登 渕上ひかる /
甲斐翔真 田中美久(HKT48) 宮﨑大輔(友情出演)/ 仲野太賀 志田未来 安達祐実 ふせえり 田口トモロヲ
【STAFF】
監督:松居大悟
脚本:松居大悟 佐藤 大
主題歌:小山田壮平「OH MY GOD」(Sparkling Records)
エグゼクティブプロデューサー:倉田泰輔
企画プロデュース:吉澤貴洋 古賀俊輔 滝田和人
プロデューサー:長坂淳子 城内政芳
撮影:谷口和寛(J.S.C.) / 照明:根本伸一
録音:西條博介 / 音楽:森 優太 / 美術:遠藤善人 / 編集:瀧田隆一
衣裳:立花文乃 / ヘアメイク:金 沙知
助監督:松尾 崇
特別協力:公益財団法人 日本ハンドボール協会
協力:熊本県ハンドボール協会 山鹿市ハンドボール協会 熊本国際スポーツ大会推進事務局
制作協力:セカンドサイト グラスホッパー
制作プロダクション:ザフール
宣伝:マジックアワー
配給:イオンエンターテイメント ラビットハウス エレファントハウス
製作:『#ハンド全力』製作委員会
発売元:『#ハンド全力』製作委員会
【RELEASE】
<製作年度>2020年
<製作国>日本
<DVD仕様>カラー/本編109分/16:9ビスタ/音声:日本語/ステレオ/片面二層
<特典映像>①公開記念特別番組『ぜーんぶ熊本で撮った映画ばい!』47分/②加藤清史郎×醍醐虎汰朗×鈴木福『レミたんから教わるバズる tiktok 動画』15分/③『ポストスクリプト!』35分
<セル価格>3,960円(税込)
販売元:ライツキューブ
©2020「#ハンド全力」製作委員会