こわれゆく母娘の救済法
”ひとつの視覚の共有”
あぶない愛の芽生え
「Jホラー第3波」を告げる新型恐怖!
【INTRODUCTION】
「写真の女」スタッフが描く、新時代の悪夢。憎しみ合う母と娘は、リアルとバーチャルの境界線を見失い、絶望的な幸福に目覚める。
「写真の女」(2020)で鮮烈デビューを果たした串田壮史監督が、人間の恐ろしさと美しさをさらに過激に描いた作品、それが本作「マイマザーズアイズ 」だ。実用化が迫るスマートコンタクトレンズから着想を得たオリジナル脚本によって描かれるのは、レンズを装着した母と半身不随の娘が一つの視覚を共有し、体と心の境界を見失いながら真実の愛に目覚めていく異色ラブストーリー。
過酷な運命に絡みつかれた母娘は、正気を保つために、狂気を孕んでいく…。肉体、精神、現実、妄想、過去、未来、親子…
世界の境界線を引き裂きながら突き進む母娘が、新時代に生きるための“ビジョン”を示す!
【STORY】
チェロ教師の仁美(37)は、たった 1 ⼈の家族である娘・エリ(17)に頼まれ、コンサートで⼀緒に⼆重奏を演奏する。
その帰りの⾞内で、エリは、仁美の⾳⾊から⼦供を産んで後悔しているという念が聞こえてきたと語り始める。
隠していた感情を⾒透かされた仁美は動揺して⾃動⾞事故を起こし、仁美は視⼒を失い、エリは半⾝不随になってしまう。
やがて仁美は、⽣体実験中のカメラ内蔵コンタクトレンズを装着し、視⼒を回復させる。
⼀⽅、病室のベッドから出られないエリは安楽死を望みだす。仁美は、エリに VR ゴーグルを装着し、⾃分の主観映像を転送して⽣きる喜びを届けようとするが…。
【CAST】
⼩野あかね 設楽もね 泉拓磨 内⽥周作
【STAFF】
脚本・監督:串⽥壮史
プロデューサー:⻄村伸 佐藤洋輔/撮影:⼤⽯優/照明:佐伯琢磨/美術:奥⾕駿友
⾐装:櫻井まさえ/特殊メイク:⻄村喜廣/ヘアメイク:⼭⽥典良/編集:⼭本ガウディ徳
キャスティング:中野⾠哉/⾳楽:⻄⽅正輝 伏⾒仁志/整⾳:由井昌宏
製作・配給:株式会社ピラミッドフィルム
劇場配給協⼒:ギグリーボックス
発売元:株式会社ピラミッドフィルム
【FILM AWARD】
●ニューヨーク・ホラー映画祭 (アメリカ)
最優秀SF長編 / 撮影賞 / 音響賞受賞
●ルスカ・ファンタスティック映画祭 (プエルトリコ)
最優秀長編映画受賞
●フリークショー・ホラー映画祭 (アメリカ)
最優秀特殊メイク受賞
【RELEASE】
<製作年度>2023年
<製作国>日本
<DVD仕様>カラー/本編94分/16:9/音声:日本語/ステレオ/一層
<映像特典>①THE MAKING OF MY MOTHER’S EYES(22分7秒) ②予告編(1分29秒)
<セル価格>3,960円(税込)