ゆっくりでも、転がりながら進む人生でも、いいじゃない
【INTRODUCTION】
母から突然任されたキンパ店の店番。私、作り方さえ知らないのに。
コロナ禍で、引きこもりのジュリ(シム・ダルギ)が母に店番を任されたことをきっかけに、元気と希望を取り戻すまでの過程を描くヒューマンドラマ。メガホンを取ったのは、本作が初の長編となる新進気鋭の監督、クァク・ミンスン。パンデミック、世間と触れ合うことで受ける傷、疎外感や不安などによって、心身ともに疲れ切った現代人に癒しと安らぎを届ける。主演のシム・ダルギは、『8番目の男』「未成年裁判」「私たちのブルース」「ムービング」などの映画やテレビドラマで、そのずば抜けた演技力が評価されている実力派女優。本作で演じるジュリは、ニート生活を送りつつも親しみやすく、どこか憎めない愛すべきキャラクターで、ストーリーが進むほどにスクリーンに惹きつけられていく。本作は第22回チョンジュ国際映画祭に正式出品、第47回ソウル独立映画祭フェスティバル・チョイス部門に選出されている。
【STORY】
世界中で新型コロナウイルスが蔓延するなか、 25歳、ニートのジュリ(シム・ダルギ)は、人との交流を避けて家に引きこもっていた。彼女の母親のヨンシム(チョン・ウンギョン)は、厳しい状況のなか、キンパの店「シンナラ キンパ」を経営している。ある日、ヨンシムが病気の祖母の看病のため店を離れることとなり、キンパの作り方もわからないジュリはしぶしぶ店番をすることに。パン屋のおばさん、大人びた少年、たくあんを残す常連の青年…。店を起点に様々な人と出会い、交流が生まれ、日常が一変するジュリ。店番として毎日を送る中で少しずつ、彼女も変わっていく—
【CAST】
シム・ダルギ
チョン・ウンギョン
ウ・ヒョウォン
チョン・ウィスン
ソン・ソクベ
ユ・ヨンソク
【STAFF】
監督:クァク・ミンスン/エグゼクティブプロデューサー:クァク・ミンスン
プロデューサー:キム・ヘスン/撮影:キム・ジンヒョン
編集:クァク・ミンスン/照明:アン・キョンフン/音楽:チョン・ジュニョン
録音:コン・テウォン/音響:バエ・ユリ、パク・スヒ、キム・ヒョンギュ
プロダクション・サウンド・ミキサー:ファン・インソン/美術:イム・スジン/衣装:クァク・リウォン
字幕制作:TOKYO CALLING
原題:말아
発売元:ライツキューブ
【RELEASE】
<製作年度>2022年
<製作国>韓国
<DVD仕様>カラー/本編76分/16:9LB アメリカンビスタ/音声:韓国語/字幕:日本語/ステレオ/一層
<セル価格>3,960円(税込)