中山教頭の人生テスト

先生や大人がこうしなさいって言うことは全部まちがってる

真の教育とは?ごく平凡な教頭先生が教えてくれる、人生の格言―。

【INTRODUCTION】

『教誨師』が数々の映画賞を受賞し、続く『夜を走る』が多くの映画ファンに衝撃を与えた佐向大監督。最新作『中山教頭の人生テスト』は、とある“小学校”を舞台にしたヒューマンドラマ。校長になるための昇進試験を控えるごく平凡な教頭先生が、さまざまな個性を持った児童や教師、保護者、そして自身の家族との関わり合いの中で、少しずつ成長していくさまを描いている。
主人公の教頭先生・中山晴彦を演じるのは、日本映画界を支え、牽引し続けてきた渋川清彦。2024年公開の『夜明けのすべて』や『箱男』での妙演も記憶に新しい彼が本作では、真面目な性格で周囲に流されやすく、校長には頭が上がらず、愛娘にも邪険に扱われる、そんなどこか頼りない教頭先生を好演している。
脇を固める俳優陣にも力のある面々が揃う。規則や秩序を厳守する青葉小学校の校長先生・鷹森を演じるのは石田えり。何よりも児童たちの気持ちを一番に考える担任教師の椎名を演じるのは高野志穂。この対照的なキャラクターに扮するふたりの俳優と渋川の掛け合いが、本作の見どころのひとつでもある。
さらに晴彦の娘・未散を、これが本格的な映画初出演となる希咲うみ、一癖も二癖もある教師役に『ひみつのなっちゃん。』の渡部秀、『キングダム2 遥かなる大地へ』の高橋努ほか、教育委員会の教育長・岸本役に風間杜夫。また、櫛田遙流、太田結乃、大角英夫らオーディションによって選ばれた若い才能たちが、瑞々しい演技で本作の世界観の構築に貢献している。

【STORY】

山梨県のとある小学校。教頭の中山晴彦(渋川清彦)は、教員生活30年を迎えた教育現場のベテラン。とても真面目な性格で、誰に対しても物腰柔らかく接する反面、流されやすく、どうにも頼りない人物だ。4年前に妻に先立たれた彼は、中学2年生の娘との将来のため、校長への昇進を目指しているが、日々の忙しさから、受験勉強は順調とは言えなかった。そんなある日、晴彦はひょんなことから、5年1組の臨時担任を務めることに。子どもたちと真正面から向き合うことで、浮き彫りになってくる問題の数々。児童、教師、保護者、そして自分の家族など、様々な人々の思惑が複雑に絡み合う中、晴彦の人生は緩やかに、けれども確実に動き出していく……。

【CAST】

渋川清彦
高野志穂 希咲うみ 渡部秀 高橋努
櫛田遙流 太田結乃 大角英夫 矢部玲奈 笹木祐良 田野井健
川面千晶 橋本拓也 足立智充 安藤聖 大鶴義丹
風間杜夫 / 石田えり

【STAFF】

脚本・監督:佐向大 企画原案プロデューサー:小池和洋
エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介 坂岡功士 大杉弘美
プロデューサー:松田広子 角田陸 ラインプロデューサー:小林且弥
音楽:Dflat 撮影:沖村志宏 照明:原由巳 録音:弥栄裕樹 美術:安藤真人
衣装:熊田侑里子 ヘアメイク:西村桜子 編集:脇本一美 助監督:玉澤恭平
制作担当:小玉直人 宣伝プロデューサー:小口心平
制作プロダクション:STUDIO NAYURA 配給:ライツキューブ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
©2025映画『中山教頭の人生テスト』製作委員会
発売元:映画『中山教頭の人生テスト』製作委員会

【RELEASE】

<製作年度>2025
<製作国>日本
<DVD仕様>カラー/本編125分/ビスタ/音声:日本語/5.1ch/一層
<セル価格>3,960円(税込)

 

製作年度
2025
発売日
2026/1/7
販売元
ライツキューブ
コピーライト
©2025映画『中山教頭の人生テスト』製作委員会