MIRRORLIAR FILMS Season2

短編映画を日常に。
境界線を超えた先へ。

【INTRODUCTION】

伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之らが「だれでも映画を撮れる時代」に、自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越え、切磋琢磨しながら映画を作り上げる短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」。
“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開。
Season1は、北京国際映画祭でのワールドプレミア、金沢でのジャパンプレミアを経て2021年9月17日より劇場公開。
9日間連続で日替わりゲストによる舞台挨拶を実施するなど1年間にわたるプロジェクトが華々しくスタートしました。
2022年公開のSeason2は、初監督組を含め9人の監督が参加。
本プロジェクトの発起人の一人でもあり、『デイアンドナイト』では主演を務めた他、企画にも携わるなど俳優だけに留まらない活躍をみせる阿部進之介 、『ラスト・ナイツ』(15)でハリウッド進出を果たした他、天童荒太の小説「悼む人」のハリウッドでの実写版映画の撮影を控えている映画監督・紀里谷和明、大河ドラマ「青天を衝け」に出演するなど若手実力派俳優として活躍が目覚ましい志尊 淳 、俳優のみならず、昨今はレトロワグラース代表としての顔も持ち活動の場を広げている柴咲コウ、『幼な子われらに生まれ』(17)で第 41 回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞など多数受賞した映画監督・三島有紀子、2010年より劇団「□字ック」主宰、脚本家として「全裸監督」、映画監督として『タイトル、拒絶』(20)でデビューした山田佳奈。
参加者の内、阿部進之介、志尊 淳、柴咲コウは監督初挑戦となります。
さらに“選定クリエイター枠”として、419作品の応募の中から選ばれたAzumi Hasegawa、柴田有麿、駒谷揚の3名も参戦。
15分以内という限られた時間の中で、現代社会の問題を提起する作品、人と人とのつながりの尊さを描いた作品、自身の思い出の場所を記録した作品、初期衝動を爆発させた作品など、監督それぞれのメッセージが色濃く刻まれた個性豊かな9作品が集まりました。

【STORY】

『Denture Adventure』
ニューヨーク在住のAzumi Hasegawa監督が、誰もがもつ“変身願望”をポップに描くファンタジー。
夫を亡くし孤独な日々を送るミセス・ワン。
ある日、ビーチで不思議な金歯に魅せられたワンは自分の歯にはめてみる。
すると翌朝、彼女は25歳に若返っていた!

『point』
日本を旅する外国人青年”ジョシュア”。
車に乗った老年の男”山岸”。
2人は、それぞれの目的地を目指していた。
言葉が通じない2人が出逢った時、心が動き出す。
年齢や国籍の垣根を超え、言葉がなくても通じ合えることの大切さを問う一作。

『The Little Star』
電車の中、パンダの着ぐるみを着た血まみれの男。
悲しみ、後悔、怒り、贖罪の感情が複雑に絡み合う主人公を山田孝之、その妻を松本まりかが演じる。

『King & Queen』
2020年のステイホーム期間中に家族総動員で撮りあげた初期衝動あふれる作品。
夫の殺害を企む妻。
殺害方法に悩む彼女の元に、とんでもないニュースが飛び込んでくる。
世界各地でゾンビが大量発生したというのだ!

『愛を、撒き散らせ』
若手実力派俳優・志尊淳が描く、無縁社会に生きながらも“つながり”を求めてもがく人々の物語。
主人公は、さまざまな悩みを抱える人たちの孤独に寄り添い続ける女性。
ある夜、一本の電話をきっかけに、彼女は自らの過去とも向き合うことになる…。

『巫.KANNAGI』
4年前に父親を亡くした少女さなは、母親と慎ましくも幸せに暮らしていたが、ある日、2人の前に突然“メッセンジャー”が現れる。
なぜ彼女は現れたのか・・・。
貧困や孤立など現代社会に潜む闇が徐々に映し出されていく。

『適度なふたり』
価値観の違い、そして夫婦とは何かを、ヨーロッパ企画の永野宗典、藤谷理子共演でユーモラスに描いたハートフルコメディ。
今まで遠距離で暮らしていた新婚夫婦。初めての共同生活に期待が膨らんでいたが…。

『インペリアル大阪堂島出入橋』
監督自身の思い出の店である大阪・堂島の洋食レストランの閉店をきっかけに、在りし日の店を”記録“として残そうとした私小説的な一篇。
佐藤浩市扮する、35年間店と共に歴史を積み重ねてきたシェフが再び希望を見いだす一夜を、圧巻の長回しで魅せる。

『煌々 go on a picnic』
ひとり息子と母親との脆くも強い絆を描いたロードムービー。
結婚式を控えた息子とぬいぐるみを肌身離さず持つ母親。
彼らは本栖湖までドライブに出かけるが、いつものように喧嘩が始まってしまい…。
やがて母親の秘めた真実が明らかとなる。

【CAST】

板谷由夏  片岡礼子  駒谷由香里  佐藤浩市  サンディー海
柴咲コウ  しゅはまはるみ Joyce Keokham 細田善彦  永野宗典
中本賢  藤谷理子  松本まりか  矢部俐帆  山崎樹範  山田孝之

【監督】

Azumi Hasegawa  阿部進之介  紀里谷和明
駒谷揚  志尊淳  柴咲コウ
柴田有麿  三島有紀子  山田佳奈

【STAFF】

製作:伊藤主税 関根佑介 阿部進之介 山田孝之 松田一輝 有馬一昭 齋藤 巖 鶴谷武親 大川 勝 角田道明 鈴木貴幸 人見剛史
プロデューサー:伊藤主税 阿部進之介 山田孝之 川端基夫 角田道明 川原伸一 髙井美沙 下京慶子
共同プロデューサー:前田利洋 オオカワマサル 小島 潔 谷村全功 関根佑介 松田一輝
アシスタントプロデューサー:大橋和実 西原一憲 藤本隆宏 柏田藤子 小林令奈
制作:and pictures ポリゴンマジック Libertas
特別協力:ソニー ABEMA CAMPFIRE アイ・オー・データ機器 ランサーズ 株式会社ティーアンドエス
協賛:Being Group ACT芸能進学校 石川トヨタ自動車
支援:MLF金沢プロジェクト理事会 堺フィルムオフィス
配給:イオンエンターテイメント
宣伝:平井万里子 矢部紗耶香 高木真寿美 砂本莉沙 金 紀恵
宣伝クリエイティブ:髙村 吉
発売元:ライツキューブ

【RELEASE】

〈製作年度〉2021年
〈製作国〉日本
〈DVD仕様〉カラー/本編121分/シネマスコープサイズ 16:9/音声:日本語/ステレオ/PG12/片面二層
〈特典映像〉94分
・1/12 完成披露試写会@ユーロスペース
・2/14 先行上映舞台挨拶@フェニーチェ堺
・2/15 先行上映舞台挨拶@心斎橋パルコ
・2/18 初日舞台挨拶@ユーロスペース
・2/28 展覧会「Moments of Life」トークショー@池坊会館
〈セル価格〉3,960円(税込)

 

発売日
2022/6/25
販売元
ライツキューブ
コピーライト
©2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT