コーポ・ア・コーポ

いろいろあるけど、まぁええか。

大阪のコーポに流れ着いた訳ありな住人たちの群像ライフストーリー

【INTRODUCTION】

映画『コーポ・ア・コーポ』は、漫画を愛する全ての人々に贈るジャンル不問のコミックサイト「COMIC MeDu(こみっくめづ)」で2019年から2023年にわたって第一部が連載された同名人気コミックを実写化。
安アパート・コーポの訳ありな住人たちを取り巻く人間模様を生々しく飄々と、時に温かな眼差しで描き、“今、読むべき漫画”として、注目を集めている。どこか人生を諦観しているような主人公・辰巳ユリを演じるのは、女優、モデルとして活躍する馬場ふみか。スカジャンを羽織り、終始無気力そうな表情でタバコを吸う姿は、原作のユリを見事に体現し、これまでとは異なる姿を見せる。
コーポの住人たちを東出昌大、倉悠貴、笹野高史が演じるほか、ユリを取り巻く面々に、前田旺志郎、北村優衣、藤原しおり、片岡礼子と多彩なキャストたちが顔を揃えた。
併せて、主演の馬場ふみか、原作者・岩浪れんじ氏からのコメントとキャラクター写真も到着!
ユリたち四人を中心に、彼女たちの過去や人間関係が徐々に紐解かれていく中で、しぶとく生きる人間の底力を描いた群像ライフストーリー。鍵すらまともにかけず、壁も薄くてプライバシーなどほとんどない、昔ながらの長屋暮らしのような「コーポ・ア・コーポ」には、「ここから這い上がりたい気持ちはあれど、ここ以外の場所じゃ生きられない。ぼちぼち生きてたらええこともあるんや」と思える、あたたかな人情味が溢れている。「ちょっと覗いてみたいかも……⁉」と思わされてしまう、愛すべき映画が誕生した。

【STORY】

家族のしがらみから逃げてきたフリーター・辰巳ユリ、複雑な過去を背負い、女性に貢がせて生計を立てている中条紘、日雇の肉体労働で日々を過ごし、女性に対して愛情表現が不器用な石田鉄平、過去の事こそ話さないが「コーポ」の一角の部屋で怪しげな商売を営む初老の宮地友三。彼らは大阪の下町にある安アパート「コーポ」に住んでいる。ある日、コーポで暮らす同じ住人の山口が首を吊って死んでいるのを宮地が見つける。似た境遇で暮らす人間の死を目の当たりにして、ユリたちはそれぞれの人生を思い返し――。

【CAST】

馬場ふみか 東出昌大 倉悠貴 笹野高史
前田旺志郎 北村優衣 藤原しおり 片岡礼子

【STAFF】

原作:岩浪れんじ 「コーポ・ア・コーポ」
監督:仁同正明
脚本:近藤一彦 主題歌:T字路s「愛おしい⽇々」(Left Brain Inc.Mix Nuts Records)

エグゼクティブプロデューサー:吉永敦仁
企画:小岩学 浅井春人
プロデューサー:鈴木剛 協力プロデューサー:森谷雄 ラインプロデューサー:ワダシンスケ
撮影:山本英夫 照明:小野晃 録音/音響効果:丹雄二 美術:小林慎典 編集:渡辺直樹
衣裳メイク:松延沙織  助監督:小山亮太 制作担当:若山直樹
音楽:加藤賢二 音楽プロデューサー:菊地智敦 キャスティング協力:森本友里恵
メイク:升水彩香 森麻美子 演技指導:益山貴司 VFXプロデューサー:平興史
VFXディレクター:小林敬裕 スチール:若本良仁 メイキング:耳井啓明
製作:ジーオーティー 制作プロダクション:アットムービー
配給:ギグリーボックス
発売元:株式会社ジーオーティー

【RELEASE】

<製作年度>2023年
<製作国>日本
<DVD仕様>カラー/本編97分/16:9 ビスタ/音声:日本語/ステレオ/一層
<セル価格>3,960円(税込)

 

発売日
2024/6/25
販売元
ライツキューブ
コピーライト
©ジーオーティー/岩浪れんじ